「言わなくてもわかるだろう」の察してちゃんクライアントに困る

新しい仕事を受けたときに一番大変だと感じるのが、仕事自体ではなく、初めてのクライアントとのやりとり。

 

チャットで数回ラリーをすれば、相手がどんな人なのか、どういうスタンスで仕事をしているのかが何となくわかるが、どうも噛み合わないことがある。

 

自分で考えなければいけない時間が無駄!

これまでの受注件数などから鑑みて、おそらく自分は「ある程度仕事に慣れている人」だと思われているのだと思う。

 

サイトに登録したばかりでもなければ、評価がしこたま低いわけでもない。

 

でも、だからといって初めての仕事で、

 

何も言われなくても完璧にこなせるわけではない。

 

この何も言われなくてもっていうのは、納品を急かされたり何かしらのアドバイスを貰ったりということではなく…

 

まず、仕事の概要と、ある程度細かなマニュアル。最低限この2つがないと自分が何やってんだかわからなくなる上、相手の少ない指示から頭をフル回転させて答えを見つけなきゃいけないっていう時間が無駄でしかない。

 

 

ただ、「マニュアルが細かすぎてめんどくさい」っていう意見もある。

 

確かに、細かいマニュアルは隅々まで読み込むのが面倒。例えば記事作成の仕事だったら自分の思うように執筆が進められない〜と辟易することは私もある。

 

でも、その細かいマニュアルを読むだけで作業の全貌が理解できるならいいんじゃないだろうか。

 

問題は、マニュアルに大事なことを何一つ記載していないクライアント。もしくは、マニュアル自体を用意していないクライアント。

 

クライアントが違えば仕事内容も違う

「◯◯を経験したことがあります」というのは、そのジャンルの仕事の大まかな流れを大体は把握しているということ。

 

以前その仕事をしたからといって、新しいクライアントの元で何の指示も受けずに仕事ができるというわけではない。

 

 

現に、同じような作業内容で仕事をいくつかもらっているが、全く同じ作業内容であることは100%ない。

 

それをわかっておらず「できて当然」のような態度で来られても、こちらとしては知ったこっちゃないわけである。

 

私はその時点で、そのクライアントとは関わりを断ちたくなる(笑)

 

「察してちゃん」はやめて!

最悪、マニュアルがなかったとしても、作業の工程ごとに誰でもわかるような細かい指示を出してくれれば助かる。

 

その指示を把握すれば、こちらで勝手にマニュアルをつくることもできる。

 

だから、、めんどくさいのかもしれないが、大事なところで指示をはしょるのだけはやめていただきたい。

 

仕事を受ける側としては、指示をもとに確実に作業を進めていきたいから…。